心身調整法の概要


  心身調整法は、温冷器( 調整器と申します )の温と冷との相和した刺激により、全身の神経の働きを正常に戻し、自然治癒力を回復増進し、日常のストレスや心身の疲労を癒やしますと共に、頭痛、肩こり、関節痛、神経痛や内臓の不調の回復や難病のケアまで、安全で、何方にもできる簡易であり、かつ経済的な療法でございます。

心身調整法研究会は、微力ではございますが、調整器(温冷器)により未病治、および病の回復にお役に立つ事を使命とした、生涯の健康を冀求する研究会でござい ます。

 

心身調整法は、左図のようなハンディな調整器 (温冷器=温度)を使って施術いたします。技術の概要は下記に、詳細は、「温冷(灸)療法について」にてご説明いたします。

 

● 会の創始者と由来


 心身調整法は、創始者の西野正人先生が、昭和23年戦後の混乱期、過労が重なり、ワイルス氏病にかかり九死に一生を得、命だけはとりとめましたが、つづいて左半身不随になり2年半、大学病院と御家族の手厚い手当を受けましたが、遅々として効無く、希望のない状況が続いておりました。
 そのおり、万病に効くと言う治療器と出会い薄い説明書を何度も読みほぐしながら、動く右手にて懸命に施術され指がかすかに動くようになり手首が動くようになり腕が動くようになった時は男泣きに涙を流されたそうです。
 そして、八ヶ月目には完全に近い状態まで回復された時、廻りの同病の人が相次いで亡くなるのを見て、私だけが助かって相済まぬと日夜研究に没頭、自らの施術実体験を、数学者であられた精緻な頭脳にてまとめて、多くの方々を救済されました。
その成果は、昭和4712月、西野式健康増進研究会発会の原動力となり。翌年、広く世に普及するには個人の名前でない方が良いと、「心身調整法研究会」と名を改められて今日に至っております。


(註)創始者西野先生は、早稲田大学の数学科を優秀な成績で卒業され、卒業事に総長大隈重信公の    

私邸に招かれ公ご夫妻と記念写真の撮影に浴され、後、旧制中学校30年間、数学の教諭として奉職、温かいお人柄は生徒から「ごりら」のあだ名にて慕われ全国の任地にて生徒の指導教育に当たられました。


●会の使命


心身調整法研究会は、創立者西野正人先生のご遺志を引き継ぎ、未病治(病を未然に防ぐ)と、病からの一日も早い回復に貢献すべく実践研究をこつこつ行っている健康法の研究会でございます。

●会の性格


 

 会の名前から、スピリチアルな心理療法や、宗教団体では無いか、とのご質問を頂く事がございましたが、純粋に、生涯の健康を冀求する同志の集い研究会ございます。
 研修会は、会員及び、心身調整法により健康を回復された体験者、御家族の病を回復された経験者、などを中心に、半歩一歩と回を重ねて昭和47年よりこれまで45年間、研修、研鑽を続けてまいりました。 これからもその時代の中で、その使命を果たすべく微力ではございますが歩み続けて参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げる次第でございます。